【落合博満式】少年野球で実践できる、バッティング上達の2つのコツ
少年野球のバッティングが劇的に変わる!落合博満から学ぶ、小学生でもできる「軸足」と「トップ」の秘訣
「もっと打てるようになりたい!」そう願う少年野球選手や、その保護者の方へ。
今回は、伝説の三冠王、落合博満氏の著書『バッティングの理屈』から、特に小学生でもすぐに実践できるバッティングのコツを2つご紹介します。
筋力に頼らないこの方法は、小柄な選手でも大きな打球を打つための重要なヒントになるはずです。
1. 捕手側の足に体重を乗せる「テイクバック」
バッティングのパワーは、下半身から生まれます。
テイクバックの際、捕手側の足(右打者なら右足、左打者なら左足)の膝を動かさず、内側にしっかりと体重を乗せることが重要です。
これは、捕手側の足の膝が後ろに流れるのを防ぎ、下半身の「ひねり」を最大限に引き出すための動作です。
筋力がなくても、この**「捕手側の足の固定」**を意識するだけで、スイングの安定感とパワーが格段に向上します。
2. 投手側の腕を伸ばす「トップ」の位置
よく「脇を締めろ」と言われますが、これはスイングを始めた後の話。
テイクバックのトップの位置では、投手側の腕を伸ばし、ゆったりと大きく構えるのが理想です。
筋力のない小学生がバットの重さに負けて、ヘッドが下がってしまうことはよくあります。
しかし、スイングの「スタート地点」であるトップの位置は、筋力に関係なく、意識するだけで変えられます。
このトップの位置を正しく定めることで、その後のスイング軌道がスムーズになり、ミート率アップにも繋がります。
まとめ:小さな工夫で大きな成長を
「軸足を動かさず、内側に体重を乗せること」
「投手側の腕を伸ばした位置にトップを置くこと」
この2つのポイントは、特別な筋力を必要としません。
バットを振る前に、まずは**「正しいスイングの準備」**を身につけることが、バッティング上達への近道です。
今日から早速、練習に取り入れてみてください。きっと、お子さんのバッティングに良い変化が生まれるはずです。
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