2026.09.30
【少年野球】「体が開いているぞ!」と注意されていませんか?開きの早さを生む本当の原因と改善法(埼玉県・小学6年生)
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2026/09/30
小学生個別指導オンラインバッティング少年野球
「監督から『体が開くのが早い!もっと開くな!』と毎回注意される」
「開きを抑えようと壁を意識させているのに、ボテボテのサードゴロばかり…」
週末の試合で、お子様が「開くな!」と怒られて戸惑っている姿を見るのは、見ていて切ないものですよね。
今回は、オンラインバッティング指導「野球のコンサルティング」を受講されている、埼玉県にお住まいの小学6年生の指導事例をもとに、「体の開きの早さ」が生じる本当の原因と、その根本的な解決法について解説します。
■ 「開きを我慢する」だけでは体は開き続ける
今回ご相談いただいた小学6年生の選手も、チームの指導者から「体が開いている」と指摘され、一瞬体を残すように我慢して振ろうとしていました。
しかし、打ちに行く時に無理に体を開かないように我慢すると、次のような問題が起こります。
- バットが遅れて振り遅れる(力負けする)
- 手元だけで合わせようとして「引っかけるサードゴロ」が増える
- バッティング本来のスムーズな回転が失われる
実は、「体が早く開いてしまう」のは、上半身や手元を意識して我慢しても直りません。
なぜなら、体の開きは「上半身の問題」ではなく、「下半身のエネルギー移動のズレ」によって起きている結果だからです。
■ 体が開いてしまう2つの大きな根本原因
今回の選手の動画を詳しく分析したところ、以下の2つの原因が重なっていました。
原因①:軸足の股関節に「タメ」が作れていない
構えやテイクバックの時点で、キャッチャー側の股関節に体重(エネルギー)が凝縮されていないと、打ちに行く際に身体がそのまま前に流れてしまいます。
軸足で受け止められないエネルギーがそのまま前足へ突っ込み、回転軸がぶれることで、胸がピッチャー側に早く向いてしまうのです。
原因②:前足の踏み込み(着地)と骨盤回転のタイミングのズレ
本来のスイングは、前足が地面に着地し、その「反作用(地面反力)」を受けてから前足股関節を中心に骨盤が回り始めます。
しかし、開きの早い選手は、前足が地面にしっかりと力を加える前に、自ら上半身や腰を回して振り出そうとしてしまうため、着地と同時に胸が開いてしまうのです。
■ 改善のポイント:開きを抑えるのではなく「下半身の順番」を整える
体を早く開かないようにするためには、「我慢する」のではなく、運動連鎖(キネティックチェーン)の順番を正す必要があります。
- 軸足股関節への引き込み(タメ)構えの段階で、キャッチャー側の股関節を正しく折り込み、パワーを凝縮させる。
- 真っ直ぐの移動と強い着地ピッチャー方向へ真っ直ぐ移動し、前足の小指側(外側)で地面を強く踏み込んで「壁」を作る。
- 前足股関節を中心とした回転地面から返ってくる反発力を利用して、結果として骨盤が後から回り出す。
この「下半身→骨盤→上半身→バット」という順番が守られていれば、本人が「開かないように我慢する」という意識を持たなくても、バットがインパクトを迎える直前まで開かなくなります。
■ 「結果」を直そうとする前に「正しい努力の方向性」を
「体が開くな!」という指導は、目に見える「結果(現象)」だけを指摘していることがほとんどです。
原因である下半身の使い方を直さないまま上半身だけを抑えようとしても、かえってフォームを崩してしまいます。
私は「努力は嘘をつかない」ではなく、「正しい努力は嘘をつかない」と考えています。
「うちの子も、いつも『開くな』って怒られている…」
「下半身の順番って、具体的にうちの子にどう教えればいいの?」
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