感覚の話なのか実際の動きの話なのかを見極めましょう
インターネット技術の進歩によって情報配信が誰でも簡単にできるようになった昨今。
いろんな情報でネットは賑わっています。
もちろん野球の情報も。
僕が発信している内容も、そのうちの1つですよね。
はっきり言います。
これら全ての情報が全て正しいわけではありません。
ブログも、ツイッターも、Instagramもティックトックも、そしてユーチューブも。
いろんな情報を学ぶことはもちろん大切なことではありますが、それなりの野球に対する情報リテラシーを持っていないと、誤った情報を鵜呑みにしてしまい痛い目をみてしまうこともあるかと思います。
最低限、自分やお子様の野球人生を守るためにも、感覚の話なのか、実際の動きの話なのか、ここは見分けられるようにしておきたいです。
野球の動きを説明するときに、実際の動きで説明されているものと、感覚で説明されているものがあります。
例えば少し前に流行ったツイスト打法。
阿部慎之助選手がメディアで話した内容が取り上げられて広まったと認識していますが。
実際に阿部慎之助選手の試合でのバッティングは、骨盤をツイストさせていましたでしょうか?
していないんですよね。
バッティングは前足の股関節の位置をしっかり固定させる壁が、強いスイングをするためのポイントです。
そもそも軸足側からものすごい体重移動のパワーが送られてくる中で、前足の股関節の位置をしっかりキープさせるためには、逆に回すくらいの意識で踏ん張る必要があるから、ツイストさせる感覚がある。
というわけですね。
実際に骨盤をツイストして使うと勘違いしてしまった人たちは、痛い目を見たわけです。
だって、自ら回転の中心の位置を動かして、鋭い回転が生み出せるわけがないですよね。
ツイスト打法はあくまでも感覚の1つ。
もし前足の股関節の位置の固定が上手くいっていなければ、それぐらいの意識を持ってやればしっかり壁が作れるかもしれない。
正しい動きを完成させるための引き出しの1つ。
感覚で話されているものは、そういうものになります。
感覚論で話しているのか。
それとも実際の動きのことを話しているのか。
ここを最低限見極めましょう。
感覚の話を実際の形にしてしまえば、変なスイングになりかねないですから。
ちなみに、プロ野球選手たちがメディアで語るのは、基本的に感覚論が多いです。
だって、その方が話しの内容が十人十色になって面白いですから。
共通の原理原則を目指しているはずなのに、感覚で語ると十人十色になる。
視聴者にとっては其の方が面白いですよね。
制作サイドだったら、僕もそうします。
それをしっかり理解したうえでいろんな人の感覚の話を聞けば聞くほど、自分の身体で原理原則を目指すための引き出しが増えてくるはずです。
感覚は、正しい原理原則の動きを実現するためのツールです。
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