子供がプロのマネをしてはダメというのは本当!?
少年野球のお子様を教えている現場でときに耳にするワード。
「子供にプロのマネをさせてはダメ!」という言葉。
筋力が違うのだから、あの筋力をもってできるスイングやスローイングは子供にはできないと言うことでしょう。
確かに形態模写のように、見た目の形を一緒にすることは無理があると私も思います。
トップ選手のフィジカルだからこそなる形。
トップ選手のスピードが出せるからこそなる形だからです。
では、本当にトップ選手を真似することはいけないのか?
これは何を真似するかによって変わるはずです。
先に述べたように、形態模写はダメです!
これは怪我することにも繋がりかねません。
では何を真似するべきなのか!?
それは、トップ選手たちの共通点。
運動の原理原則です。
どのように体を使えば、自分が持っている力を最大限発揮できるのか!
トップ選手まで上り詰めている選手たちには、この共通点が存在します。
まず一つ考えて頂きたいのは、トップ選手たちは、あの肉体がなければできないことなどやっていません。
そんな効率の悪い動きをしていたら、トップ選手に上り詰められるわけがありません。
最も効率よく出力して、最も効率よくボールへと伝達すること。
トップ選手たちはそれを突き詰めています。
あの肉体は、その動きから生まれる力をさらに強くするためのサポートというわけですね。
ということは、最も効率よく出力して、最も効率よくボールへと伝達することは、体が小さくても、筋力が弱くてもできるということです。
この共通点を子供のうちから真似していけばいいわけですね。
難しいのは、運動の原理原則、共通点をまずは頭で理解しなければいけないこと。
そしてその原理原則を実践しても、形は誰かに近づくものではないということ。
自分自身の体の大きさ、骨格、筋力によってどのような形になるかは決まります。
ここが、バッティングやピッチングのフォームに正解はないと言われてしまう所以です。
だって、プロの選手でも形はバラバラなんですから。
でも、形に正解はなくても、原理原則には共通点、正解は存在します。
原理原則を頭に入れないまま練習するのは、羅針盤を持たずに大海原へ飛び出すようなもの。
どこに向かえば良いのかが全く分からなくなってしまいます。
まずはトップ選手たちの共通点を学ぶこと。
そしてその共通点を真似して、自分の形を探し続けること。
これが少年野球の子どもたちがするべき、トップ選手を真似ることです。
プロの共通点は真似していいけど、プロの形は真似しないでね!
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